生徒紹介・生徒の声

2017年 海外公演(台湾)に初参加して

こんな体験できる日が来るとは夢にも思いませんでした。

「音楽は世界の共通語」と良く耳にする言葉ですが、まさに私は台湾で体験することになりました。私は英語が話せません。簡単な単語がほんの少し思い出せるかどうか位の程度です。もちろん中国語も話せません。今回の交流音楽会に参加するにあたって自分の演奏面の心配も言葉の問題も同じぐらい心配でした。
「自分はこう演奏したい」という思いを相手に伝える事が出来るだろうか・・・?
本番前日の練習では、初顔合わせの時こそギクシャクしましたが、合いにくい箇所は2、3回と繰り返すうちに「どうしたいのか?」というのを読み取って頂き徐々に合う様になりました。さすがに微妙なテンポの調整だけ通訳して頂き希望を伝えてもらいました。
本番「上手くいきますように」と祈るような気持ちで迎えました。曲が始まると、すっかり気持ちが通じたかのようにフルートが吹くことが出来ました。 「あぁ本当に言葉が話せなくても音楽で通じ合えるのだと実感しました」

長くフルートを習って来ましたが、こんな体験できる日が来るとは夢にも思いませんでした。
この体験は今後の私の音楽生活を大きく変えるのではないかと思います。


米羅弦楽四重奏団(台湾)

フルート協奏曲ニ短調・・・・C.P.Eバッハ


林宏達指揮:Olivetree吉他合奏団

管弦楽組曲第2番からバディヌリ(J.Sバッハ)

         

室内楽を体験して

40年のフルート歴〜室内楽との出会いから広がる音楽の世界〜

初めてフルートを手にしてから、いつの間にか40年以上の年月が流れました。楽院に通い始めた当初は、0歳児を抱え練習時間が確保出来ず良い生徒ではありませんでしたが、初めての室内楽体験をきっかけに上手になりたい!と思うようになり猛練習し始めました。


何度目かの室内楽でのこと、どれだけ練習しても上手くいかなかったフレーズが、本番、弦の先生方の演奏が背後から押し寄せ、自分の実力以上の演奏が出来たことがありました。自分の力ではなく、音楽の流れに乗せられ操られているような不思議な感覚でした。


今回はC.P.E.Bach作曲「フルート協奏曲二短調Wq.22」を演奏しました。感情表現の多様な作風で、「多感様式」と呼ばれています。聴きどころが沢山ありますが速いパッセージでも、力まず脱力して響く音を目指すのが大変です。


今までに12回の室内楽を体験させて頂きました。
現在、様々な楽器と共演しながら腕を磨いています。

室内楽の魅力を再発見〜個々の音が織りなすハーモニー〜

フルート

室内楽は2回目で、前回は大学生の時で、とても緊張したのを覚えています。


今回の曲はルクレール作曲、フルート協奏曲ㇵ長調Op.7-3を演奏しました。この曲は音階や分散和音の速いパッセージに苦戦しました。テクニック的な面も課題ですが、レッスンを受けて気付かされることは、ベーシックが大事ということ、聴いている人の心に届く演奏を出来るようになること。それを目標に練習を重ねてきました。


現在、オーケストラや吹奏楽に入って演奏もしていますが、一人一人の音を聴く事が余り無いのですが室内楽だと弦楽器のお一人お一人の音を聴く事が出来ます。そこが室内楽の魅力の一つだと思います。

還暦を過ぎてフルートに再び〜音楽と共に歩んだ人生〜

フルート・トロンボーン

フルートを始めたきっかけは中学生の時、NHKで見た吉田雅夫さんのフルート教室です。その後は勿論、フルートを手に入れる余裕など無く、プラスチック製の横笛で熱中しました。同時に「腕が長そうだから」と言う理由で無理矢理入部させられ吹いたトロンボーンは、40代の後半のアマチュアバンドまで続きました。


20年のブランク。そして、還暦を過ぎてフルートに戻りました。
振り返ると傍らには、いつも音楽がありました。


今回は初めての室内楽体験で、とても緊張していますが、弦の方々の輪に入れるよう毎日、仕事の合間に練習しています。

40年越しの夢が実現〜神崎愛さんに憧れて始めたフルートの旅〜

フルート

フルートをした切っ掛けは1970年代のTV CMで女優のフルーティスト神崎愛さんがモーツァルトのフルート四重奏曲を演奏されてたのを聴いて弦の響きに感動してスコアを買ってみたけれど、演奏する機会は40年間訪れず。今生では出逢えないと半ば諦めていました。


それが、何と弦との共演の機会を頂き3回の体験をさせて貰えました。
フルートは楽器の女王様です。Queenという響きに憧れた小学生の頃。我流練習であり得ない位、積み上げた学生時代。


どんな楽器でも基本が大事だと思い知らされた数年間。
今は、木管五重奏団、フルートアンサンブル笛隊、等で活動中。